第8回シンポジウム開催のお知らせ(2月12日)
テーマ:「憲法=世代を超えた未完のプロジェクト 奥平康弘とは誰か」
奥平康弘といえば、日本の憲法学における表現の自由論の開拓者として有名です。その奥平先生は憲法9条を戦後日本の「平和文化」と密接に結びついたものとし、いきいきとした社会のために憲法9条をいかしていくことの重要性を説きました。
奥平先生は晩年、憲法は「世代を超えて継承されるされる未完のプロシェクト」だという重要な指摘をされました。安倍解釈改憲は、この憲法の本質を破壊するものです。
この度、信州大学に奥平先生のご蔵書が寄附されたのを記念し、奥平先生の学問と思想をテーマとするシンポジウムを開催します。
パネリスト:
阪口 正二郎(一橋大学教授)
1989年東京大学社会科学研究所助手。奥平康弘先生の数少ない直接の門下生。主著『立憲主義と民主主義』(日本評論社、2001年)。
内田 雅敏(弁護士)
奥平康弘先生が代表を努めた「許すな! 憲法改悪・市民連絡会」の事務局長。安保法制違憲訴訟の会の共同代表。
高田 健(許すな!憲法改悪・市民連絡会事務局)
奥平康弘先生が代表を努めた「許すな!憲法改悪・市民連絡会」で事務局を担う。また、9条の会、1000人委員会、総がかり行動実行委員会の仕掛け人でもある。
日時:2016年2月12日(金)午後6時30分~8時30分 場所:信州大学人文学部経済学部新棟1階第1講義室
アクセス:アルピコ路線バス(信大横田/横田信大循環線、浅間線等)バス停「大学西門」下車すぐ。自家用車でお越しの場合は、キャンパス北の最寄りの市営駐車場(有料)等をご利用ください。
定員:300名(申込不要・無料)