第18回シンポジウム:アピール文
【2016年12月13日 第18回シンポジウムにて発表】 新安保法制の撤回を求める信州大学人の会は、「戦争を目的とする研究には絶対に従わない」とした、1950年および1967年の日本学術会議の決議を支持します。 防衛省が2015年から募集をはじめた「安全保障技術研究推進制度...
第17回シンポジウム:アピール文
【2016年11月8日 第17回シンポジウムにて発表】 わたしたちは、南スーダンPKOへの駆けつけ警護の付与に反対します。 自衛隊の南スーダンPKO活動への「駆けつけ警護」の付与は、憲法に反する新安保法制がついに発動されるということです。南スーダンでは、政府軍と反政府軍との...
第16回シンポジウム:アピール文
【2016年10月11日 第16回シンポジウムにて発表】 約一年前に強行採決された憲法違反の新安保関連法に基づき、日本は戦争する国へと着実に歩み始めている。安倍政権は新安保関連法で新たに設けられた「駆けつけ警護」の任務を、南スーダンに駐留する陸上自衛隊に付与しようとしている...
第15回シンポジウム:アピール文
【2016年9月13日 第15回シンポジウムにて発表】 ちょうど1年まえ,私たちは自らが生きるこの国と社会が大きく変わろうとする現場に立ち会っていました。閣議決定によって憲法解釈が「集団的自衛権」行使を容認するものに変更され,また,新安保関連法案が成立しました。安保法制は今...
第14回シンポジウム:アピール文
【2016年8月9日 第14回シンポジウムにて発表】 2016年7月の参議院選挙の結果を受け、メディアは改憲派が両院で3分の2の議席を確保したことを強調している。 しかし、参議院選挙において、憲法改正は政権によって意図的に争点からはずされた。連立与党に投票した有権者は、憲法...
第13回シンポジウム:アピール文
【2016年7月12日 第13回シンポジウムにて発表】 安倍政権は、参議院選挙の期間中、憲法改正は争点ではないと言い続けた。国政選挙は、過半数を得た政党に白紙委任するものではない。成熟した民主主義社会における選挙には最低限のルールがあるはずである。憲法改正の争点化を故意に避...
第12回シンポジウム:アピール文
【2016年6月14日 第12回シンポジウムにて発表】 日本国憲法は、あなたや私が、権力者をしばる縄です。 日本国憲法は、310万人の日本人と、2000万人以上の世界の人たちの命を奪ったことへの、深い反省から生まれました。...
第11回シンポジウム:アピール文
【2016年5月10日 第11回シンポジウムにて発表】 憲法とは、国家のあるべき姿を示したものである。 日本国憲法9条2項は、第二次大戦の反省を踏まえて、日本国は「陸海空軍その他の戦力」を保持しないと定めた。1954年7月1日に発足した自衛隊は、戦力に当たらないと説明された...
第10回シンポジウム:アピール文
【2016年4月12日 第10回シンポジウムにて発表】 日本国憲法9条2項は、陸海空軍その他の戦力の不保持を規定している。日本国は、国家として戦力を持つことを否定しているのである。また23条では、「学問の自由」が明記されている。これは、大学の自治が自由権として保障されている...
第9回シンポジウム:アピール文
【2016年3月8日 第9回シンポジウムにて発表】 2011年2月、東京電力福島第一原子力発電所事故が起きたとき、わたしたちは戦慄するほどの恐怖を覚えたはずである。 あれからたった5年しかたっていないにもかかわらず、日本社会は大きく変えられようとしている。憲法13条の幸福追...